
(概要説明)
従業員が「ここで働きたい」と思える環境を追求したソニー銀行IT統括部。 サテライトオフィス整備と併せて当部門のオフィス改修を実施し、「WORKUS」を活用することでどのような効果があったのか?
IT統括部長の久保木様、シニアマネージャーの寺川様にお話を伺いました。
オファーズ:
まずは、今回IT統括部として独自にWORKUSを導入された目的や背景についてお聞きしたいです。
久保木様:
一番の目的は「自由度が高い働き方」を実現することで、生産性やワークライフバランスをさらに向上させることです。
背景として、IT企業を中心に柔軟なワークスタイルを実践し、上記効果を上げている企業が世の中的にも増えてきている中で、IT業務を担う当部門としても一歩踏み込んだ柔軟性を追求できるのではないか、と考えました。
また、IT人材の獲得競争が激化する中、事業内容や業務内容のアピールに加えて「自由度が高い働き方」の必要性も感じておりました。そこで、多角的な環境整備の一環として、サテライトオフィス整備と併せて、当部門のオフィス改修も実施しました。
オファーズ:
オフィス改修ではどのような点に注力されたのでしょうか?
久保木様:
部門を横断したコミュニケーションの促進と、従業員にとってより働きやすい環境を追求した点が一番のポイントです。
具体的には、管理職も含め完全フリーアドレス制とし、執務エリアの1人あたりのデスク幅を広げ、モニターなども余裕を持って配置できるようにしました。
ただ、デスクを広げると当然、オフィスの座席数は減ってしまいます。また、結果的に、今回のオフィス改修で執務環境が快適になり出社率は上がりました。「出社」か「在宅勤務」の二択だけでなく、もう一つの選択肢として「サテライトオフィス」が必要でした。
オファーズ:
WORKUS導入の決め手は何だったのでしょうか?
久保木様:
以前から当行でWeWorkの利用実績があり、そのWeWorkを利用できるサービスであったことや、首都圏だけでなく全国に拠点があり、場所を選ばず使える拠点網の広さが魅力でした。 また、銀行という業態上、セキュリティ担保は最重要項目です。情報取り扱いを含め厳格な管理が求められるので、その辺りを充足できる施設・設備が多かった点が挙げられます。併せて運用ルールも制定し、サテライトオフィスを活用しています。
オファーズ:
具体的にどのような運用ルールを設けているのですか?
寺川様:
セキュリティ面を重視し、オープンスペースの利用は不可とし、「会議室」または「クローズドエリア(個室ブース)」のみ利用可能というルールにしています。また、離席時にPCを放置しないことや、紙資料を持ち込まないといった運用ルールも徹底し、社内と同等のセキュリティ水準を保つことを意識しています。WORKUSは個室ブースや会議室の選択肢が豊富で、セキュリティを担保しながら利用できる点が我々の要件に合致しました。
オファーズ:
運用ルールを徹底される一方で、WORKUSの利用について、ある程度自由な用途でお使いいただいていると伺いました。
久保木様:
はい。「今日は気分を変えて、銀座や丸の内で仕事をしたい」「外出先から直帰前に、カフェではなく落ち着いて集中できる環境で作業したい」。こうした、その日の気分や予定、業務内容に応じて、社員が自ら働く場所を選ぶ使い方も推奨しています。 毎日同じ場所で働くことにこだわるのではなく、自分が最もクリエイティビティを発揮できる環境を選んでほしいという思いからです。
オファーズ:
自由度が高い分、コスト管理やルールの徹底が難しい側面はありませんか?
久保木様:
そこは社員の主体性と生産性向上を尊重し、現時点では利用に制限を設けたり、事前の申請フローを設けたりといった管理はしていません。この取り組みは、単なる「コスト」ではなく、生産性やワークライフバランスを高めるための「環境整備に対する投資」と捉えているからです。
実際、メンバー一人ひとりが、適切に利用しており、無駄遣いをするようなことはなく、プロフェッショナルとして自律的に判断し、責任を持って行動してくれていると感じています。

写真左:ソニー銀行株式会社 IT統括部長 久保木様、写真右:ソニー銀行株式会社 IT統括部シニアマネージャー 寺川様
オファーズ:
導入後、採用面や実際の働き方にも好影響があったようですね。
久保木様:
採用面での効果もありました。例えば、新幹線通勤が必要なエリアなど、地方在住の方からもご応募いただくケースがあるのですが、WORKUSを活用した柔軟性のある働く環境が大きな魅力だ、といったご意見も頂戴しています。
また、原則週2回の出社以外は、自宅や最寄りのWORKUSで勤務可能としていますが、地方在住のある社員は、都心へ通勤すると往復4時間かかるところを、近隣のWORKUS拠点を活用することで、その時間を業務に充てることができています。
オファーズ:
通勤時間の削減は、そのまま生産性やワークライフバランスの向上に直結しますね。
寺川様:
はい。例えば、積雪の多い地域にお住まいのご家族と離れ、単身赴任されている社員からは、雪かきや家庭の事情で家を離れられない時や、逆に自宅では集中できない時の「第三の働く場所」として機能している、という声を聞いています。
当初想定していた、主体的で自由度の高い働き方の実現に加え、地方出身者などの中途採用候補者に対しても、「ソニー銀行はIT部門として働き方に投資している」と感じていただける場面が増えてきていると感じています。
オファーズ:
最後に、今後の活用方針やWORKUSへの期待をお聞かせください。
久保木様:
自社オフィスとサテライトオフィス、それぞれの良さを組み合わせることで、社員が自ら「働く場所」を選択できる環境が整いました。
現在は個人ワークやWeb会議での利用が中心です。一方で、一部のチームでは、「あえて場所を変えて、チームで集中的に議論する」といった使い方も生まれており、現場からは好評を得ています。今後はさらにコラボレーション促進する場としても活用していきたいと考えています。単なる勤務場所の選択肢にとどまらず、チームや組織の相乗効果を生み出すためのツールとして、引き続き活用を推進していきたいですね。
WORKUSで利用できる拠点は全国にあり、数は十分ではあるものの、地域によっては少し少ないという声も社員からあるため、拠点のさらなる拡大には期待したいです。今後も利用状況をモニタリングしながらメンバーが働きやすい環境を追求し続けていきたいと考えています。
オファーズ:
WORKUS拠点は日々、提携事業者を拡大中で、近く1,000拠点以上となる予定です。期待していてください!本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。