年頭所感
2024年1月1日

株式会社オファーズ
代表取締役社長兼CEO
大島 吾希洋
新年、あけましておめでとうございます。

今年は、長く続いたコロナウイルスに対する規制が今年の5月に5類に移行した後、急速にコロナ以前の日常に生活が戻り、全国各地のイベントや観光地には海外からのインバウンドを含めて人々が戻りました。

働き方についても同様に、リモートワーク中心のスタイルから徐々に出社回帰が進み、ビジネス街の人出やラッシュアワーが再び活気づくようになりました。

しかし、完全にコロナ前のライフスタイルに戻ったわけではありません。出社回帰が進む一方で、コロナ期間中にリモートワークの様々なITツールが広く普及し、ワークライフバランスを重視したハイブリッドワークが将来にわたり定着しつつあることが明確になりました。

特にアメリカでは、オフィス市況が非常に悪く、復活の兆しが見えない状況になっています。日本ではアメリカほどの深刻さはないものの、都市部の空室率の高さや賃料の下落傾向は打ち始めてはいますが、以前の状態への完全な回復には時間がかかると予測されています。

新しい働き方が進む中で、弊社が掲げる「WORKUS」を中心に据えた「リアルソーシャル」の方向性が時代のニーズに合致し始めていることを実感し、自信を深める1年となりました。

WORKUSの提携パートナーへのビジネス送客は順調に推移し、皆様がオフィスへの出社だけでなく、自宅や営業先近くのワークプレイスで仕事ができるニーズの高さを再認識しています。

また、ハイブリッドワークの定着に伴い、オフィスコストを効率化しつつも、出社時のコミュニケーションは強めたいというニーズに応え、親会社であるソフトバンクおよびグループ会社だけでなく、複数の大企業様のオフィス構築の機会が増えました。

今年は、これらのノウハウを更に深化させ、時代のニーズに適したソリューション開発とサービス提供の機会を増やし、テクノロジーを活用して人々をより繋げていきたいと考えています。

本年も引き続き、弊社ソリューションである「WORKUS」にご期待いただき、オファーズをよろしくお願い申し上げます。