年頭所感
2023年1月1日

株式会社オファーズ
代表取締役社長兼CEO
大島 吾希洋
新年あけましておめでとうございます。

2020年初頭の緊急事態宣言から長らく続いてきたコロナに対する様々な規制や不便等が昨年はようやく少しずつ緩和され、日常を徐々に取り戻してきた一方で、戦争をきっかけとした世界中での物価高騰や、それら影響もあって我々IT業界においては半導体不足問題や、TwitterやMeta、Amazon等アメリカのITメガカンパニーを中心とした大規模なレイオフ等、今後の先行きに暗雲が残る1年でもありました。

そのような世界中の企業や働く人々が、働き方の再定義をしようと模索していく中、弊社が提供する「WORKUS」では、事業パートナーであるWeWorkと全国200を超える提携店様とのシナジーで、「出社」と「在宅勤務」の中間として活用できるワークプレイスへの送客をWORKUSを通じて積極的に行うことができ、結果、日本の大企業の社員様を中心に、着実にご利用が増え、DAU、MAUも順調に伸ばすことができました。

また、親会社であるソフトバンク株式会社の新本社デザインを2020年に担って以降、培ってきたオフィスデザイン・設計能力も成長させることで、複数の大企業様に弊社の考える「新しい働き方」を基軸としたデザイン・設計を任せていただける機会が増え、弊社が目指す「リアルな場」と「ITを活用して人々を繋ぐ」、いわゆる「リアルソーシャル」の世界観に一歩具体的に踏み込めた一年でございました。

本年はさらに昨年度の経験とノウハウを深度化させ、皆様にワクワクするような、人々が集いたくなるような、「場所(リアル)」とそこにつながる「IT(ソーシャル)」の仕掛けをより具体的な形で創り出していきたいと考えておりますので、ご期待いただければ幸いでございます。

ソフトバンクの経営理念である「情報革命で人々をしあわせに」の元、「WORKUS」を中心に据えた「リアルソーシャル」の世界観実現に挑戦して参りますので、本年もどうぞ弊社OfaaSをよろしくお願い申し上げます。